持続する期間
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」、「過酸化尿素」です。この2つの成分が歯表面層にある無色透明のエナメル質を変化させて、黄色い色をした象牙質が透けないようにしてくれます。これによって、本来の色よりも白く見せることができるのです。
しかし、こうして変化させた表面構造は、歯の再石灰化によって少しづつ元の構造に戻っていきます。薬剤を塗って白くした状態から、約半年~1年ほどで、元の色に戻ります。白さを持続するには、「タッチアップ」と呼ばれる追加処置を3~6ヶ月おき程度で施す必要があります。
処置後は、色素沈着を起こしやすい状態になっています。コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン、タバコ、チョコレート、カレーライスなどは24時間控える必要があります。
また、ホワイト成分配合の歯磨き粉を使用しても、効果を長持ちさせることが期待できます。この歯磨き粉は、1000円~3000円ほどで、歯科医院で購入できます。この歯磨き粉で歯を白くすることができると勘違いされていることも多いですが、主に色戻りを遅らせるために使用するものです。歯の審美意識が高いアメリカでは、一般的に販売されています。
「ラミネートベニア」や「クラウン」といった人工の歯を使用して白くすると、半永久的に効果が持続しますが、健康な歯を削って処置するということで、虫歯が発生してしまったりと、歯そのものの寿命を縮めてしまう恐れがあります。人工歯を使用する際は、こうした事実を踏まえておく必要があります。